概要
最近のメールサーバはpostfixとdovecotを使っているところが増えてきました。以前はsendmailとかを使っているところが多かったと思うのですが、sendmailはcfファイルの設定が難しいとよく聞きます。
postfixの設定はそこまで難しくありませんでした。
その辺もPostfixに移行した理由だったりするかもしれませんね。
ここでは実際にPostfixをインストールして、設定をしていきます。
“[CentOS]Postfixインストール、設定” の続きを読む
概要
データベースを保存しておきたい時や、移行するときなどに、リストアをして移したいなど、ダンプ、リストアは必要なことが多いです。
今回は、MySQLのコマンドである、mysqldumpを使って、データベースのダンプ、リストアを行おうと思います。
“[MySQL]データベースダンプ、リストア方法” の続きを読む
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Virtual Boxは、仮想マシンを構築するのに必須のツール。
そのVirtualBoxのインストールから実際にOSを入れる前の設定までを解説しようと思う。
「これから検証したいことがある!」や「このOSを使ってみたい!」等を考えている方は是非参考にしていただきたい
“[仮想マシン]Virtual Boxインストール、設定方法” の続きを読む
概要
Wordpressとは、CSM(コンテンツマネジメントシステム)と言って、ホームページが作れない人でも、簡単にホームページやサイトなどのコンテンツが作れる、管理できるようにしたもので、誰でも簡単に扱うことができるシステムです。
このサイトもWordpressで制作されていて、自由度が高く、無料なのが特徴でもあります。
様々なレンタルサーバーで、簡単にインストールできるように最初から組み込んであるコースがあったり、レンタルサーバーで契約するだけでもすぐにできてしまうので、お手軽にサイトを作ることができます。
今日はそのWordpressを、CentOSの環境下でインストールして、実際に使えるように設定を行っていこうと思います。
インストール
まず初めに、データベースがないとWordpressが使えない為、データベースを用意しましょう。
# yum install mariadb-server
# systemctl start mariadb.service
データベースのユーザーも作成しましょう。
# mysqladmin -u root password 'xxxxxxx'
ポートもそれぞれのフィルターに合わせて開けてください。
また、ワードプレス用のデータベースも作成しましょう。
# mysql -u root -p
# MariaDB [(none)]> create database wordpress;
# MariaDB [(none)]> exit;
セキュリティ上rootユーザーを使いたくない方はワードプレス専用のユーザーを作成するといいでしょう。
また、apacheもしくはnginxと、phpがないと動きませんので、それらもインストールしておきましょう。apacheであれば過去にインストール方法を記事にしているので、それを参考にインストールしてください。
表示させたいディレクトリに、Wordpressをインストールしていきます。
# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
解凍します。
# tar -zxvf latest-ja.tar.gz
これで、apacheの設定ができていれば、アクセスすると「さあ、始めましょう!」と書いてある画面に飛びます。
この画面から、先ほど設定したデータベース等の設定を行っていきます。
入力する項目は
「データベース名」
「ユーザー名」
「パスワード」
「ホスト名(データベースサーバ名)」
「テーブル接頭辞」
の5つで、実際に書き込むのはテーブル接頭辞以外の4つになります。
先ほど作ったデータベース名と、ユーザー、パスワード、あとデータベースサーバーがどこにあるかを書きましょう。
これが終われば、インストールを実行して、あとはサイトのタイトル名、ワードプレスのユーザー作成を行い、ログインすれば管理画面に入ることができます。
以上でインストール、設定は終了です。
総括
このブログも、ワードプレスですが、そのほかにも企業のページやLPなどの一枚もののページなどもワードプレスでできていたり、かなりシェアの高いCSMになっています。
レンタルサーバーなどで借りるとさらに簡単にできたりするので、シェアが高いのも納得です。ただし、更新が結構多く、プラグインも同様に多いのでセキュリティには気をつけたいですね。