[CentOS]kvmインストール、仮想マシン構築

概要

KVM(Kernel-based Virtual Machine)とは、CentOS上に仮想マシンを構築できる、オープンソースソフトウェアです。最近だとデフォルトで使用可能になっていることが多いです。

WindowsなどもLinux上に構築できるため、色々と使い方が多様です。
本記事では、そのkvmを実際に仮想マシンの構築ができるところまでインストール、設定をしていこうと思います。

インストール

初期から大半のパッケージは入っているのですが、そのほかにも入れなければならないがあるため、インストールしていきます。 # yum install qemu-kvm libvirt virt-install インストールする物は以上です。
インストールが完了したら、使えるように起動をします。

# systemctl start libvirtd.service

自動起動設定も行いましょう。
# systemctl enable libvirtd

仮想マシン構築

今回、ゲストOSはCentOS7をインストールしようと思います。ホスト名はcentos7で作っていきます。

まず、どこに仮想マシンを置くか、決めます。今回は/tmpの配下に置こうと思います。
`# mkdir -p /tmp/centos7

# virt-install --name=centos7 --ram=512 --vcpus=1 --location='http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/os/x86_64/' --os-type=linux --os-variant=rhel7 --disk path=/tmp/centos7/root.img,size=10 --disk /tmp/centos7/swap.img,size=2 --disk path=/tmp/centos7/data.img,size=10 --network bridge=br0 --nographics --hvm --accelerate --extra-args='vnc console=tty0 console=ttyS0,115200n8 ip=192.168.xxx.xxx netmask=255.255.255.0 gateway=192.168.xxx.xxx nameserver=192.168.xxx.xxx'

オプションがかなり多いため、一つ一つしっかり設定していくことでエラーを出さずに起動できると思います。
エラーが出た際はエラーメッセージをみて、該当箇所を対応していきましょう。 正常にインストールが完了したら、VNCクライアントで、下記にアクセスすると使えるかと思います。
192.168.xxx.xxx:1

総括

kvmの構築の仕方は簡単そうですが、実際に構築すると、ネットワークが上手く繋がらなかったり、ちゃんと起動しないことがあり、オプションも多いためてんやわんやしながらなんとか構築しました。
ネットワークはホストにブリッジ設定をすると上手くいくようなので、ブリッジの設定を次回は記事に書こうと思っています。
今回はCentOS7をインストールしましたが、Windowsもインストールできるので、一度、個人的に試してみたいと思っています。

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